音読の効果
中国語を習い始めて数か月もすると、SVOの簡単な作文は問題なく出来るようになるでしょう。その次にぶつかるのが「通じない」「とっさに文がでて来ない」という問題かも知れません。
そんな壁には「音読」が効きます。
ご存知の通り、音読とは声を出して読むことです。
「通じない」に効果があるのは何となく分かると思いますが、「とっさに出ない」にも効果があるのです。
中国語が頭に浮かんでも口から出ないというのは、口や脳内が中国語を話す準備に時間がかかるからなのです。音読をすることで、中国語を話すことに口の筋肉が慣れてきます。そこで、音読を数こなすことで、
この反応を良くします。
では、音読練習をする時のポイントをご紹介します。
1.短文ではなく、数行のまとまった文章を用意します。
発音に不安がある人は、音源がある物が好ましいです。なければ中国語の先生やネイ
ティブの友人に読んでもらって録音しましょう。
2.音源を良く聞いて、ブレス(息継ぎ)のポイントを確認します。
3.最後に、自分で読んだものを録音し聞いてみましょう!
1は、長めの文章にすることで、声調や発音の組み合わせが色々混ざるので、1つの文章でも様々な練習になります。
2は、実はとても大切なポイントです!
通じない人にありがちなのが、息継ぎのタイミングが悪くて、何を言いたいのか分かりにくい場合が多いのです。どのタイミングで、どの位頑張って一気に読むか。そんな事に注目しながら、読んでみてください。
3は、ショートフレーズでも「通じない」という悩みのある人は、ぜひやってみてください。自分の苦手ポイントがよく見えます。
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